病院の食事

月曜日は大学病院の整形外科の先生の回診日。今日は回診が13:30からということで,午後一番の予定だったリハビリが11時からに繰り上がる。リハビリのメニューは,ベンチに寝て理学療法士さんの手を押し返すように足を広げる(大腿の側筋のトレーニング),ベンチに座り,床に敷いて重しを乗せたタオルを足の指でたぐり寄せる(足の裏の筋肉のトレーニング), 腹筋や座った姿勢での腿上げなど。先週金曜日より少しは動くようになった気がする。
昼食はリハビリのあとだったからか,すんなり食べてしまう。メニューは鮭の切り身のムニエル(ブロッコリーとマッシュポテト添え),コーンクリームスープ(野菜入り),パスタサラダ,ご飯。こちらの病院の食事は大学病院に比べて明らかにお年寄り向けで,煮魚やがんもどきの煮物,卯の花などが連続したので,今日はちょっとほっとする。大学病院では朝食に週4回パンが出たが,こちらはどうもずっとご飯のようだ。朝はパンが習慣になっているので,そのうち禁断症状が出そう。あと,大学病院ではみそ漬けの豚肉のソテーなどというメニューがあったが,お年寄りは噛み切れるだろうかと心配になるようなかたい肉料理はこちらの病院では出てこないと思われるので,急に食べたくなった。
私は出されたものは基本的には全部食べるので,口に合わないと言って残すことはほとんど無いが,こちらの病院の食事よりは大学病院の食事の方が口にあった。たぶん煮物の味付けのせいだと思うのだが,味のどこが物足りないのか表現するのは難しい。
入院していると家の食事が恋しくなるのはそのとおり。病院の食事に絶対出てこないのは刺身だろう。しかしそれ以外は,メニューで見るかぎり家でも病院でもそう違いはない。家の食事が恋しくなるのは味付けが自分好みかどうかということだ。たとえば昨日もささみフライにソースがかかっていたので,なんで梅肉添えにしないのかと思ったものだ。