初車椅子・プーリー

結局16時を過ぎてから車椅子に乗る練習とプーリーというベッドの上で足を上げるリハビリをすることになった。
プーリーのやぐら(ベッドの頭側と足側に支柱を立て、間に渡した梁に滑車がついている)を組むため、まずベッドから車椅子に移ることになった。ベッドの縁に腰を動かし、左足に続いて右足をそろりと下ろす。看護師に足首を支えてもらいゆっくりと下ろさないと痛い。左足を軸にして、両手で腰を浮かし車椅子に移る。足を踏み板にのせたら右足の痛みもおさまり楽になった。
プーリーのやぐらが使っていたベッドに設置できず、ベッドを交換して設置するのを部屋の前で見ていた。通りかかった看護師から、「いよいよリハビリが始まるね。あまり頑張ると筋肉痛になるから少しずつでいいからね」と言われた。
やぐらが組み上がり、車椅子からベッドに戻る。やはり介助してもらわないとまだ動けない。
プーリーは紐をつけた輪に足を通し、滑車を通した紐を手で引いて足を上げる運動をするもの。筋力をつけるというよりは固まらないように動かすのが目的のようだ。今日は20回動かして終わり。
車椅子も本格的には明日から。